車のタイヤホイールって、運転中は確認でき
ないし、気づいた時には、
傷が!!
・・・なんてことも良くある話ですね。
車に乗る際に、確認してから乗車はする
けれど、毎回毎回見ている、というわけでも
ないと思います。
でも、外側にある部品だからこそ、お手入れが
大変!と思いがちですが、意外と簡単に掃除も
できるんですよ^^
今回は車のホイールの基本的な洗車の仕方や、
ホイールを綺麗に保つコツなどをまとめてみました。
車のホイール!基本的な洗い方って?
ボディやタイヤの汚れはホコリや雨などによる
泥汚れがほとんど。
しかし、アルミホイールの汚れの主な原因は
「ブレーキダスト」と言われるブレーキから出る
金属のカスということ、知っていましたか?
このブレーキダストは、ブレーキを踏む度に
出ていて、それがホイールに蓄積されて、
汚れていく、というわけなんですね。
金属カスに、さらに泥やホコリなどの汚れが
付着してしまって酷く汚れているように
見えているんです!
傷をつけずに洗車する5つのテクニックをご紹介!
洗車をする時に、汚れがこびりついている
からと、ごしごしブラシでこすって車を洗って
いませんか?
ごしごしこすることによって、汚れは確かに
とれますが、同時に傷をつけてしまうことも!
ここでは洗剤を使用して、傷をつけないで
綺麗にする方法を伝授します!
その1!中性洗剤の使い方!
中性洗剤はできるだけ柔らかい布に適量を
とり、洗いましょう。
洗剤が残ると劣化の原因になりますので、
使用後はしっかりと水洗いをしましょう。
ケルヒャー等の高圧洗浄器で、先に汚れを
落としてから洗剤で洗うと、汚れが落ちやすく
なるので、かなり作業が楽になります。
中性洗剤でも落ちないガンコな汚れは、
アルミメッキでなければ、キメの細かい
酸性(パープルマジック等)の洗剤を10分ほど
塗布して、水洗いを行います。
泥汚れ・油脂汚れを中性洗剤で落とし、
頑固で取れにくいブレーキダスト・鉄粉は
酸性洗剤で溶かして汚れを落とす、
というイメージです。
しかし、塗装に対する攻撃力が高いので、
使用上の注意をしっかりと読んでから施工
しましょう。
また、中性洗剤を使用する際は、手袋をはめて
行いましょう。
特に冬場など、乾燥する時期は手荒れの原因
になります。
ホイールは走行直後は高温になっていますので、
必ず冷えている状態で洗浄しましょう。
その2!コーティング剤の使い方!
ボディーコーティングと同じで、ホイールもコーティングが可能です!
表面に薄い皮膜を形成し、汚れを防いでくれます。
小石を巻き上がったときの細かな傷はもちろん、
ブレーキダストや油汚れなどからも、ホイールを
守り、同時にホイールの劣化も保護してくれます。
コーティング自体はボディコーティングなどと同じで、
ホイールをキレイに洗った後に、
専用の布(クロス)等にコーティング剤を着け、
撫でるようにホイールに塗布するだけです。
比較的簡単に施行することが可能ですので、
新車のうちに、あるいはホイール購入後の
綺麗な状態で、時間の経たないうちに
コーティングしてしまうのがお勧めです。
コーティングのやり方を丁寧に教えてくれる動画です^^
その3!クリーナーの使い方と選び方!
ホイールが変色する場合もあるので、
まずは弱いものを使い、
汚れに合わせた強度で使用していく
事も必要です!
汚れにしっかり対応できるよう、専用の
ホイールクリーナー(タイヤクリーナー)が
販売されています。
シャンプーでは全く落ちない場合は、こちらで
落としていきましょう。
しつこい汚れを落とすだけあって、成分が強い
ので、遠目から噴射できるスプレータイプが
オススメです。
またこの種の製品は付属で、拭き取り用の
スポンジがついているので便利です。
吹き付けてポンジを使ってふき取り水で流す
だけなので、とっても簡単です。
その4!さび落としの使い方!
自動車のホイールにはアルミ合金製の
アルミホイールと鉄製のスチールホイールがあります。
それぞれサビ取りの方法が違うので注意が必要です。
アルミホイールにはよく言われるような錆は発生しません。
錆のように見えるのは、ブレーキパッドの削り
かすがアルミホイールに付着し、そこに固着
しただけのものですので、
洗車の時にスポンジや柔らかいブラシなどでこすれば簡単に取れます。
スチールホイールですが、こちらも非常に簡単です。
錆びた部分をサビ取りクリームやサンドペーパー、ワイヤーブラシなどを使ってサビ取りし、
まだ塗料が残っている状態であればコンパウンド
などで磨けばそれで終了です。
その5!艶出しの使い方!
艶出しと同時に、汚れ落とし効果もあるタイヤワックス。
ホイールハウス全体にスプレーするだけ。
汚れ落とし効果があるので、手を触れないでも
泡が自然に汚れを浮かして、洗い流してくれます。
汚れを含んだ泡が流れ落ちたら、ツヤが出てきます。
これだけで、黒くなり、タイヤともども足まわりの印象がグッと締まります
車のホイールの内側!ココも掃除すべき??
冬の時期に多いですが、融雪剤として広く
使用されている塩化カルシウムが、
ホイールの外側だけでなく内側にも付着し、
金属の劣化を加速させてしまい、ホイール
そのものが損傷してしまいます。
ホイール裏側はタイヤローテーションや
季節の変わり目(夏冬タイヤ交換時)など、
外した時に洗いましょう。
ホイールにワックスやコーティング剤を塗って
おくと、汚れは落ちやすいですよ^^
≪番外編≫前輪の汚れがすごい!原因はなに?
車の駆動方式が「2WD」と表記のある車の場合、前輪駆動車がほとんどです。
走行時は駆動する前輪が負担が多いため、
前輪のパッドの減りが早く、ダストの汚れが目立つのです。
また、車のフロント周りは前走車が跳ね上げた
小石などを受けやすいので、前輪のホイール
の傷がつきやすいです。
しかし、車間や速度に気を配れば防げるものも
多いのは確かです。
車のホイール!キレイさを保つにはホイールカバーの活用も!
純正品のタイヤを装着している場合、新車の
納車時にタイヤを指定していない場合など、
スチールホイール(鉄ホイール)を装着して
いる人もまだまだたくさんいらっしゃると
思います。
アルミホイールでは、ホイールカバーは
ありませんが、スチールホイールでは、
標準装備でホイールカバーが付いている
場合も。
ホイールカバーは車のドレスアップとして
装着されているかもしれませんが、実は、
ホコリや水の侵入による錆を防ぐ役割が
あります。
純正品で付いていたカバーを外して走行しても
全く問題はないのですが、
ホイールの汚れが気になる、
洗うのが面倒臭い・・
等思う人は、ホイールカバーを装着していた
ほうが無難かと思います。
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車のホイール!きれいに使えば売れるかも?!
車好きの人であれば、ボディだけではなく、
ホイールもまめに掃除をされているかと
思いますが、車の代替え・新車に乗り換え
の際、タイヤサイズが合わず、そのまま
ディーラーの下取りや、車買取店に出して
しまいがち。
ですが、キレイにお手入れをされている
ホイールであれば、ホイール単体のみで
売却することも可能なんです!
オークションや、ホイールの買取専門店なども
結構需要がありますので、キレイな状態を
保ってホイールを使用しているのであれば、
一度ホイールの査定をしてもらったり、
オークションで現在価格を覗いてみても
いいかもしれませんよ^^
意外と見られている!ホイールが汚いとイメージも・・・・!
車を掃除してもなんだか、その車の見映えが
良くならない理由は、ホイールがピカピカではないからです。
逆に、ホイールがキラキラに・ピカピカな状態の
車を街で見かけると、ついつい見てしまいます
よね。
「おしゃれは足元から」というように、車も同様、
ホイールはボディと同じもしくはそれ以上に
ピカピカにしておきたい部分です!
まとめ
いかがでしたか?
案外車のタイヤ周りは、見られているものです。
ホイールが汚くて台無し・・・という車も見かけますよね^^;
そう思われないためにも、普段からホイールの
お手入れはマメに行ったほうがよいですよ^^
ピカピカの車って見てる側も気持ちいいですからね♪