高い買い物だからこそ
車は大切に扱われるものですが、
皆さんはどのようにして守っていますか?
週末になれば洗車をしたり
定期的なメンテナンスを行うなど、
様々な愛情表現があるかと思います。
そして少数派の意見として
車にカバーをかけている人もいるでしょう。
カバーをかけることによって
太陽光や雨風といった自然から
車のボディを守ってくれます。
しかし傷が付くという理由で
カバーをかけること避けている人が
多くいるのも事実です。
カバーをかけることで
本当に大切な車を守れるのでしょうか?
メリットとデメリットを比較して、
車にカバーをかけることの意味を
紹介していきたいと思います。
カバーをかけると傷がつくのは本当なの?
出典:http://minkara.carview.co.jp/
「車にカバーをかけると傷がつく」
という声をよく耳にしますが、
実は正しく使うことによって
ボディの塗装劣化などを防いでくれます。
また使用するカバーの種類も
近年では性能が上がってきているため
ボディに傷をつけずに守ることも可能。
そのため「周囲に惑わされるべからず」
という結論に達しますが、
具体的にどのようなメリットがあるのでしょう?
その詳細について、
詳しく見ていきたいと思います。
車にカバーをかけることで得られるメリットとは?
車にカバーをかけると
思いもよらないものからボディを
守ってくれる恩恵を受けられます。
実際にかけているといないとでは
車のダメージに大きな差が生じるため
青空駐車場を利用している場合は
特に利用をおすすめします。
まずはカバーをかけることで得られる
メリットについて見ていきましょう!
カバーをかけていないと車はどうなる?
車は紫外線に対して弱く、
塗装劣化やボディの劣化が進むため
カバーをかけなければ色褪せなどの
原因となってしまいます。
また車に傷ができている場合、
雨風に晒されることでサビができたり
ボディの隙間からエンジンルームに
水が入って故障することもあります。
強風が吹けば飛ばされたゴミが衝突して
大きな傷や破損も起こり得るでしょう。
車にカバーをかけることで
そんな自然の猛威から守ってくれるため、
大切な愛車を保護することが可能。
週末やあまり車に乗らない場合、
長期間野ざらしにするような状況では
なおさらカバーは必要になるため、
その重要性を知ってほしいと思います。
カバーは様々なものから車を守ってくれる!
主な外敵は自然となりますが、
それ以外にも車の天敵は存在します。
鳥の糞が車のボディやフロントガラスに
付着することを未然に防いでくれますし、
犬や猫などによるひっかき傷も
カバーをすることで防げるでしょう。
しかしそれ以上に大きな働きが
盗難や車上荒らし防止効果なのです。
泥棒はカバーを外す作業を手間と感じ、
カバーのかかっていない車を率先して
狙っていく傾向にあります。
盗難や車上荒らしが多い地域では
カバーをかけることによってリスクを
最小限に抑えることも可能なのです。
車にカバーをかけることで生じるデメリットとは?
車のカバーのメリットを挙げましたが、
何もいいこと尽くしではありません。
それなりにデメリットもありますが、
どんな内容が挙げられるのでしょうか?
車のカバーを使用する際における
注意点などを把握しておいて
実際に使う時に心得ておきましょう。
カバー自身で車を傷つけてしまう可能性が!
近年では車のカバーの性能が
高くなってきていることは事実ですが、
それでも傷をつけてしまうことはあります。
強風の日に煽られてしまって
カバーが車体にあたってしまえば、
間違いなく傷はついてしまいます。
またしっかりと装着できていなければ
ボディとカバーが擦れてしまって、
これも傷の原因となります。
そのため取り付け・外す際には
細心の注意を払って使うように
心がけることが大事なのです。
かけたり外したりうるのに手間がかかる
大切な車を守るためとはいえ、
乗り降りの際にカバーの取り外しを
毎回行うのは手間となるでしょう。
特に雨の日ともなれば、
その労力はさらに倍増します。
もちろんカバーを外したら終わりではなく、
保管のために折りたたむ必要もあって
時間が無い時には乱雑になりがち。
そういう手間があることを把握したうえで
車にカバーをかけてほしいと思います。
意外と場所をとる
車のカバーを外したら
折りたたんで保管しなければなりませんが、
その置き場所に困るかもしれません。
軽自動車であっても意外にサイズがあって
スペースを大きく取ってしまいます。
あらかじめ保管スペースを考えておき、
毎回丁寧に折りたたんでおくことも
車のカバーを使う上での大切なことです。
雨の日や雨の日の後の処理が面倒
雨の日だとカバーを外すのに
いつも以上の時間がかかるだけでなく、
水たまりの処理なども手間になります。
着ている服に雨水がかかることは覚悟して、
カバーを外さなければなりません。
また注意点として、雨の日は
カバーをすぐにかけないようにしてください。
濡れたボディにそのままカバーをかけると
雨水が乾かずに中で水蒸気となってしまって
エンジン系の故障が起きてしまいかねません。
特に梅雨の時期は気を付けるべきで、
しばらく雨水に晒すことを覚悟しましょう。
まとめ
車のカバーを使うことには
メリットとデメリットがありますが、
ボディを守ることに変わりありません。
青空駐車場を利用している方は
特にカバーの使用を検討してください。
紫外線にさらされている環境下で
動物類の糞やひっかき傷など、
外敵からの脅威を守ることができます。
改めてカバーのメリットをおさらいすると、
- 紫外線など自然の猛威から守ってくれる
- 動物のひっかき傷や鳥の糞から守ってくれる
といった内容が挙げられます。
対してデメリットとしては、
- カバーの扱いに注意しなければならない
- 取り外した後の処理や置き場に困る
- 正しく扱わないと傷をつける原因になる
などが挙げられるでしょう。
扱いが面倒だなと感じるでしょうが、
それも大切な車を保護するためであれば
苦を感じることは少ないと思います。
日々の小さな積み重ねが
車に愛情を注ぐ行動となるため、
ぜひカバーの使用を検討してみください。