トラックはとても多機能な乗用車
ですよね?
というのも、トラックには荷台が
ついていますからそこに荷物が乗せ
られることでとても便利です( ;∀;)
トラックを所有している人のなかには
引越しなどでトラックの荷台に荷物を
乗せて運ぶ人も多いのでは?
また荷台はとても広いですから荷物の
他に人が乗れるくらいのスペースが
ありますが、
ときどきトラックの荷台に人が乗って
いる光景を見ることはありませんか?
とはいえ、トラックの荷台に人を乗せる
ことは違反にはならないのか気になる人も
いるでしょう。
そこで!今回はトラックの荷台に人を
乗せても大丈夫なのか解説していきま
すね♪
トラックの荷台に人が乗ると違法になるの?罰金などはある?
トラックの荷台に人が乗ると違法に
なるのか気になる人もいるのでは
ないでしょうか?
引越しの際にトラックの荷台に家族を
乗せることができたらとても楽で引越し
しやすいですよね?
でも違反になるのではないかと心配な
人もきっといるでしょう。
結論から言うと、トラックの荷台に
人を乗せて走行することは違法になって
しまいますので、罰金もあります!
車両の運転者は、当該車両の乗車のために設備された場所以外に乗車させ、又は乗車若しくは積載のために設備された場所以外の場所に積載して車両を運転してはならない。ただし、もつぱら貨物を運搬する構造の自動車(以下次条及び第57条において「貨物自動車」という)で貨物を積載しているものにあつては、当該貨物を看守するため必要な最少限度の人員をその荷台に乗車させて運転することができる。
道路交通法第55条第1項
反則行為名は「乗車積載方法違反」
となってしまうようです。
乗車積載方法違反をしてしまった場合の
罰金についてですが、点数は1点となり
罰金は5万円以下となかなか思い違反と
なっています・・・。
トラックの荷台に人が乗っても違法にならない場合も!
トラックの荷台に人を乗せたら違反に
なると上記でお伝えしましたが、
実はトラックの荷台に人を乗せても
違反にならないケースがあるのです!
ただ人を乗せるだけでは違反になり
ますが、きちんと「目的」があって
人を荷台に乗せるのであれば、
人を乗せたとしても違反になることは
ないので罰せられることもありません。
その罰せられないパターンについて
下記の内容を見ていくことにしましょう。
1.警察署長の許可(イベントなど)
トラックの荷台に人を乗せることが
できるパターンとして、イベントや
お祭りなどでトラックを使用する際に
荷台に人を乗せても罰せられません。
ですが、罰せられないのには理由が
あって警察署長の許可をきちんと
とって承認を得ているからです。
この承認は正当な理由がない限り
降りることはありませんから許可が
降りるのは「イベント」という正当な
理由があるからです。
2.車両が大型から軽四までの貨物自動車であること
トラックの荷台に人を乗せてもいい
パターンとして、車両が大型で軽四
までの貨物自動車であれば、
荷台から荷物が落ちると危険なことが
あるので、荷台に人をのせても違反には
ならないようです。
とはいえ、乗れる人数も大人数は
乗ることができないので、きちんと
乗せる人数にも制限があります。
3.貨物を看守するための最小限の人員
トラックの貨物を看守するために
荷台に最小限の人数を乗せるのにも
違反にはなりません。
「最小限の人員」と限りがあるので
乗れるだけ乗っていいというわけでは
ありません。
トラックの荷台に看守として乗れる
ことができるのはせいぜい1~2人と
いったところでしょう。
トラックの荷台に人が乗るときに固定機具の着用は必須?
トラックの荷台に人が乗るときには
固定具の着用が必須なのでは?
そう疑問に感じる人もいるかと思い
ますが、トラックの荷台に人を乗せる
際に固定具の着用は必須ではありません!
ですが、万が一のことを考えておくことは
悪いことではありませんから、固定機具を
着用するに越したことはないでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
トラックの荷台に人を乗せるには
きちんと目的がなければ違反になって
しまうようですね。
大型貨物車などは荷台に乗せる積載が
大量にあるわけですから、逆に荷台に
看守がいないと危険でしょう。
また、イベントで荷台に乗るとしても
きちんと警察署長から許可をもらう必要が
あるわけですね。
1.警察署長の許可(イベントなど)
2.車両が大型から軽四までの貨物自動車であること
3.貨物を看守するための最小限の人員
トラックの荷台に関連する記事で
荷台の架装の種類がいくつかあるのを
知っていますか?
⇒トラックの荷台の架装の種類とは?用途に合った車の選び方を紹介!
トラックは用途に合わせて選ぶことが
非常に大切なので、今後トラックを購入
する機会がある人は知っておくといいかと
思います!
トラックを架装によって選ぶときの注意
なども合わせて記載しているのでトラック
選びに失敗ないためにも参考にどうぞ♪