工事現場などの土木作業で
活躍するクレーン免許。
あるのとないのでは、
年収にも差が付く
大事な資格ですよね。
クレーン免許は国家資格!
建築・土木関連のお仕事を
されている方はぜひ
取っておきたい資格です。
そこで今回はクレーン免許の
種類などについてご紹介します。
トラックのクレーンの免許はどんな種類がある?
トラックのクレーン免許は
4種類ありますので順に
ご紹介します。
1.クレーン・デリック運転士免許(限定なし)
動力を使って荷物を吊上げるクレーン車と
マストやブームを持っていて、原動機を別置
してワイヤーで操作するデリック車など、
すべてのクレーン車を操作できる免許です。
デリック限定免許はないので、
デリックを操作売る必要がある方は
この免許を取得する必要があります。
2.クレーン・デリック運転士免許(クレーン限定)
こちらは「クレーン限定」が付いているので
デリック車は運転できません。
デリックを除いた、つり上げ荷重が5t以上を
含めた全てのクレーン車の操作ができます。
3.クレーン・デリック運転士免許(床上運転式クレーン限定)
こちらはつり上げ荷重が5t以上を含めた
床上運転式・床上操作式のクレーン車の
操作ができます。
4.移動式クレーン運転士免許
移動式クレーン運転士免許は
さまざまなクレーン車を走行させるのに
必要となる免許です。
トラックやクレーン車を走行するための
大型免許などとあわせて、クレーンを
操作する資格として取得します。
移動式クレーン運転士免許の
中でも、吊り下げ荷重で3つの資格に
分かれます。
- 移動式クレーン運転士免許
吊り上げ荷重5トン以上 - 小型移動式クレーン運転技能講習
吊り上げ荷重1トン以上5トン未満 - 移動式クレーンの運転の業務に係る特別教育
吊り上げ荷重0.5トン以上1トン未満
いずれも、実技と学科の講習と
試験を経て取得することが出来ます。
トラッククレーンの免許を取ると操縦できる車両は?
クレーン車といっても
さまざまな種類があります。
その中でもクレーン免許を
取得することで操縦できる
主流の3種類についてご紹介します。
1.トラッククレーン
トラッククレーンは、走行部分に
旋回サークルやアウトリガーを備え、
シャシーの上にクレーン装置が
取り付けられています。
車体走行用とクレーン操作用の運転室
が分かれているので、それぞれの
運転室で操作を行います。
2.クローラークレーン
クローラークレーンは
キャタピラーで走行する
クレーン車です。
クローラー走行装置の上
に台車とクレーン装置が
搭載されています。
公道の走行は出来ませんが
接地面積が大きいため安定性があり
地盤がゆるい場所でも作業できます。
3.ホイールクレーン
狭い場所での作業に
適したい車体です。
キャブから運転とクレーンの
操縦を行うことが出来ます。
クレーンを操縦する資格取得の期間はどれくらい?
汎用性の高い荷重5トン以下の
「小型移動式クレーン」免許の場合は、
特別教育によって短期間で
取得することが可能です。
学科科目⇒9時間前後
実技科目⇒4時間前後
こちら以外のクレーン免許では
学科科目がおおむね20~30時間
実技科目がおおむね12~20時間
の講習で修了可能になっています。
クレーンデリック免許の実技試験の
動画があるので、どんなことを
するのか参考にしてみてください。
クレーンの免許を取得にかかる費用はいくら?
資格の取得で気になるのは
費用ですよね。
クレーン免許の取得にかかる費用は
特別教育の場合は15,000円ほど。
5t以上の吊り下げ荷重になる
移動式クレーン免許の場合は13万円ほど
となっています。
業務上必要な場合には、会社からの
補助がある場合が多いので確認
してみましょう。
まとめ
この記事では・・・
- クレーン免許の種類
- クレーン免許で運転できる主な車両
- クレーン免許試験の講習期間
- クレーン免許講習の費用
についてご紹介しました。
クレーンの免許を取得したら
早く運転したい!と思いますよね。
所有しているトラックに
クレーンを後付けすれば操縦できる
ようになりますが、
後付けできるのでしょうか?
トラックへのクレーンの後付けに関して
まとめた記事もありますので
参考にしてみてください。
⇒トラックのクレーンの後付けは可能なの?取り付けの費用相場も紹介!
さまざまな場面で役に立つ資格
クレーン免許。
ぜひ取得に取り組んでみては
いかがでしょうか。