普段お仕事に使用しているトラックを
できるだけ長期間使用できるように、
定期的にメンテナンスを欠かさない
という方は多いと思います。
ですが、どんなに長期間大切に
乗っている中古トラックであっても、
買ったばかりの新車のトラックであっても
使用に耐えうる年数、つまり、
耐用年数は決まっています。
「自分が現在乗っているトラックの
耐用年数が知りたい!」
と思っていらっしゃる方のために、ここでは
- トラックの耐用年数とは
- トラックの減価償却の方法
- 耐用年数から考えられる
買い替えにベストなタイミング
について解説させて頂きたいと思います。
「トラックの耐用年数や減価償却率の
計算方法について詳しく知りたい!」
という方は、ぜひ以下の記事を
読んでみてくださいね。
トラックの耐用年数!用途や大きさで違う
ひとくちに、トラックの耐用年数と言っても
用途や大きさ、新車や中古車でかなり
異なります。
そこで、以下にトラックの耐用年数の
新車や中古車での違いや、
用途や大きさでの違いを
ご紹介させて頂きますね。
新車の場合
新車のトラックの耐用年数は
特殊自動車や運送事業用でない
一般用のトラック場合は
以下のようになっています。
- ダンプ式の貨物自動車・・・4年
- その他の貨物自動車・・・5年
上記の一般用のものでない
運送事業用、貸自動車業用、
自動車教習所用のトラックの場合は、
以下のようになっています。
- 積載量2トン以下の
貨物トラック・・・3年 - 総排気量3リットル以上の
大型トラック・・・5年 - その他のトラック・・・4年
参考サイト:国税庁
中古車の場合
中古トラックを購入するときに
気になるのは耐用年数ですよね!
新車の場合のトラックの耐用年数は
上記でご紹介しましたが、
中古トラックの場合は
どのくらい使用できるのか計算で
求めるのは難しいため、
簡便法で耐用年数を求めます。
中古トラックの耐用年数を求める式は
「法定耐用年数×20%=耐用年数」
なので、購入した中古トラックの年式が
8年の場合は、
8(年)×20%=1.6となりますが、
答えが2年以上の場合端数は切り捨てとなり、
2年未満の場合は一律2年となりますので、
この年式が8年の中古トラックの
耐用年数は2年ということになります。
このような簡便法という計算方法を使って
中古トラックの耐用年数は求められます。
このような耐用年数が短い
中古トラックであっても
以下でご紹介します
中古トラックの買取・販売業者である
「トラック王国」では
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広がりますよ!
youtubeにてトラックなど車両・車の
耐用年数について解説している動画を
見つけました。
トラックなどの車の耐用年数について
詳しくお知りになりたい方は、
ぜひ、以下の動画をご覧になってくださいね。
減価償却率の計算方法!定額法・定率法とは?
減価償却率の計算方法には
定額法と定率法があります。
定額法の特徴は、償却費の金額が原則
毎年同じ金額になり計算方法は、
「トラックの取得価額×定額法の償却率」
となっています。
定額法の償却率の計算方法は、
耐用年数の逆数になるため、
耐用年数が5年なら1÷5=0.200となります。
定額法の償却率は以下の通りとなっています。
- 耐用年数2年・・・0.500
- 耐用年数3年・・・0.333
- 耐用年数4年・・・0.250
- 耐用年数5年・・・0.200
- 耐用年数6年・・・0.166
定率法の特徴は、償却費用ははじめの年ほど多く
年を経るに従ってどんどん少なくなる点です。
ただし、定率法の償却率によって
算出した償却費用が償却補償額に
満たなくなった時の
償却費用は毎年同じ金額になります。
計算方法は
「トラックの未償却残高×定率法の償却率」
となっています。
平成24年4月1日以降に取得したトラックの
償却資産に適用する、「200%定率法」
定率法の償却率を求める式は以下の通りです。
「償却率=定額法の償却率×200%」
ですから、耐用年数が5年の
トラックの償却率は0.200×200%=0.4
となります。
定額法で減価償却する場合は
毎年金額が一定ですが、
定率法の場合は、初年度から数年の間は
金額が大きく後半になると
少なくなっていきます。
定額法・定率法どちらで
減価償却するのかは事業者が選択できますが、
定率法で減価償却する場合
税務署に所得税の減価償却資産の
償却方法の届出書を
提出しなくてはいけません。
この届出書を提出しない場合は
定額法で減価償却することになります。
参考サイト:国税庁
新車の計算方法
では、新車のトラックの減価償却費の
計算方法をご紹介します。
上記でご紹介しましたように
運送業を営んでいる業者が取得した
2トンまでの新車のトラックは
耐用年数は4年であるため、
減価償却費は定率法で計算するなら
減価償却費=
トラックの取得価格×償却率(0.500×200%)
となります。
中古車の計算方法
中古車の減価償却費を定率法で計算する場合、
まず、上記でご紹介しました
中古車の減価償却の耐用年数を
計算する簡便法で耐用年数を計算し、
償却率を算出します。
例えば購入した中古トラックの耐用年数が
簡便法で3年の場合は、
減価償却費は定率法で計算するなら
減価償却費=
中古トラックの取得価格×償却率(0.333×200%)
となります。
耐用年数を過ぎている場合
法定耐用年数が過ぎた中古トラックを
購入した場合は、
以下の式で耐用年数を求めます。
「法定耐用年数×0.2」
耐用年数の計算結果の小数点以下は
切り捨て、2年未満の場合は一律で
耐用年数を2年とします。
上記の式で求めた耐用年数から
償却率を導き出し
定率法なら以下の式で
減価償却率を計算します。
減価償却費=耐用年数を過ぎた
中古トラックの取得価格×償却率
ただし、法定耐用年数が過ぎている
中古トラックを購入した場合、
事業者が青色申告者でトラックの取得価額が
30万円未満の場合は減価償却せず、
経費として損金で処理できます。
さらに、耐用年数が2年の場合や
償却法が定率法の場合、
期首にその中古トラックを取得した場合は
定率法2年の償却率が1.000なので、
1年目の使用月数が12カ月の場合
1年目で償却が完了します。
耐用年数を満たしていない場合
耐用年数をまだ満たしていない
中古トラックの場合は、
以下の式でまず耐用年数を求めます。
「法定耐用年数-経過年数+経過年数×0.2」
こちらも、耐用年数の計算結果の
小数点以下は切り捨て、
2年未満の場合は一律で
耐用年数を2年とします。
上記の式で求めた耐用年数から償却率を導き出し
定率法なら以下の式で減価償却率を計算します。
減価償却費=
耐用年数を過ぎた中古トラックの
取得価格×償却率
耐用年数から考えられる買い替えにベストな時期とは?
できれば耐用年数が長ければ長いほうが
中古トラックを高値で買い取ってもらえる
可能性が高くなります。
ただし、一般的なトラックの法定耐用年数を
過ぎた中古トラックであっても、
まだフルモデルチェンジが行われていない
7年未満のトラックであれば、
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選択肢が広がり、より高価買取してもらえる
可能性が高まりますよ!
まとめ
いかがでしたか?
トラックの耐用年数は、
一般用のトラック場合は、
- ダンプ式の貨物自動車・・・4年
- その他の貨物自動車・・・5年
一般用のものでない
運送事業用、貸自動車業用、
自動車教習所用のトラックの場合は、
- 積載量2トン以下の
貨物トラック・・・3年 - 総排気量3リットル以上の
大型トラック・・・5年 - その他のトラック・・・4年
となっています。
中古トラックの耐用年数は、
以下の式を使って求めます。
「法定耐用年数×20%=耐用年数」
中古トラックの買い替えを希望するなら、
法定耐用年数がなるべく長いもの、
さらに、年式が7年未満であれば
比較的高値で買い取ってもらえる
チャンスがあります。
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