夫婦で車を2台持ちする場合、
車の保険は夫と妻
別々に加入したほうがお得なのか、
夫、妻の片方がセカンドカーとして
2台所有して
どちらも同じ人が保険に加入したほうが
お得なのかどうかは、
これから2台目車を購入予定の方や
すでに車を2台所有されている方にとっては
知っておきたいところだと思います。
「夫婦別とセカンドカーどっちが安くなるの?」
と疑問を持っていらっしゃる方のために、
ここでは
- 夫婦で車2台持ちの場合
保険はどうしたらいいのか - 夫婦間だと保険の等級が引き継げるの?
について解説させて頂きたいと思います。
夫婦で車を2台持ちする場合、
どのように保険に加入したらお得なのか
知っておきたい方は、
ぜひ、以下の記事を読んでみてくださいね。
夫婦で車2台持ち!保険ってどうしたらいいの?
夫婦で2台車を所有することになった場合、
車にかかる諸経費を抑えるために
「できるだけ保険料を節約したい!」
と考える方は多いと思います。
そんな時は、保険に加入するときに、
それぞれの車の運転者の範囲を
「本人限定」にする、
2台目の車には「車両保険」に加入しないなど、
保険の加入方法を工夫すれば、
車の保険料はかなり節約できます。
ですが、それ以外にも「セカンドカー割引」など
保険会社によっては
かなりお得な割引もあったりします。
上記のセカンドカー割引を使用すれば、
年齢などの条件によって異なりますが、
車の保険料を2割前後
節約できる場合もあります。
2台車を所有するのであれば、
上記でご紹介しましたように、
保証内容を細かく設定すれば、
支払うべき保険料を
かなり安くすることができるのです。
車の保険!夫婦間だと等級が引き継げるってホント?!
セカンドカーとして車を新しく購入して、
自動車保険に新規に加入する場合は、
保険の等級は6等級からスタートしますので、
保険料はどうしても高くなってしまいます。
ですが、契約者の配偶者、
契約者の同居の親族、
配偶者の同居の親族であれば、
等級を引き継ぐことが可能なのです!
配偶者、つまり妻や夫の場合は、
内縁関係でも等級を引き継ぐことができます。
例えば、親子間で引き継いだ場合、
引き継がない場合と比較すると
8万円も保険料を節約できるのです!
等級引継ぎの手続きは以下の通りです。
- 夫の車Aから妻の車Bへ
車両入替の申請をする。 - 車両入替後、保険名義を
夫から妻へ変える。 - 夫の車Aは夫の名義で
任意保険に新規加入する。
夫の車は新規加入となるのですが、
年齢条件や、ゴールド免許、
車両保険をつけないなどの条件が重なれば、
新規加入でも保険料を
かなり抑えることができます。
保険会社によって違う?!2台目のお得な保険情報をご紹介!
車を2台所有する場合、
保険会社によって
お得なサービスが異なりますので、
「どこの保険会社に加入したら
一番お得なの?」
と疑問に思っていらっしゃる方は
多いと思います。
そんな方のために、以下に各保険会社の
セカンドカーのお得な保険料割引サービスを
ご紹介させて頂きたいと思います。
東京海上
セカンドカー割引というのは、
すでに1台目は任意保険に加入していて、
等級が11等級以上の場合、
新たに購入したセカンドカーを
同じ保険会社に加入する場合に
適用される割引制度です。
ですが、東京海上のセカンドカー割引は、
1台目の契約が東京海上ではなくても
この割引が適用できるのです!
これはうれしいですよね。
ただし、1台目もセカンドカーも
どちらも同じ契約者でなくてはいけません。
セカンドカー割引が適用されると、
新規で加入する場合は6等級で始まる
保険の等級を7等級から
開始することができます。
26歳以上の場合は
6等級だと9%割引ですが、
7等級だと40%も割引してもらえます。
あいおい
あいおいにもセカンドカー割引があります。
契約条件は1台目以降の契約の車が
自家用8車種であることで、
2台目以降の契約の記名被保険者や
車の所有者は、
夫婦であればどちらでも構わないようです。
夫婦でなくても同居の親族でも可能です。
子のセカンドカー割引を使用すると、
東京海上と同じように
6等級から始まる保険の等級を
7等級から始めることができます。
割引は21歳以上の場合は
6等級だと3%割り増しですが、
7等級だと11%割引、
26歳以上だと6等級の場合は
9%割引ですが、
7等級の場合はなんと40%割引になります!
SBI
SBIの場合も、
東京海上やあいおいの場合同様、
1台目の契約が11等級で、
用途や車種が自家用8車種の場合は、
セカンドカー割引として
新規の契約よりも安い保険料で
契約することができます。
1台目の保険会社が
SBI以外の保険会社と契約していても
この割引が使える点はうれしいですよね。
2台目の契約の記名被保険者や
車の所有者は
夫婦であればどちらでも構わないようです。
夫婦でなくても同居の親族でも可能です。
こちらも、新規加入だと
6等級から始まる保険の等級を
7等級から開始することができます!
アクサ
アクサも上記でご紹介しました
保険会社同様、
すでに加入している保険が
11等級以上で、
現在所有している車の用途や車種が
自家用8種の場合は
複数所有新規割引が適用されます。
2台目の契約の記名被保険者や
車の所有者は、
夫婦であればどちらでも構わないですし、
夫婦でなくても同居の親族でも可能です。
もちろん上記でご紹介しました
保険会社同様、
新規だと6等級から始まる保険の等級を
この複数所有新規割引を適用すると
7等級から開始することができます!
JA
JAの場合も、
記名被共済者が個人で、
JAの自動車共済に複数台加入する場合は、
新たに契約する共済及び継続する
共済の掛け金が5%割引になります。
ただし、現在所有している車の用途や車種が
自家用8種で、
1台目もセカンドカーも
同一の共済フォルダーに登録するなど
適用には所定の条件があります。
夫婦間の車の名義変更って可能?
夫婦間の車の名義変更は、
車庫証明がいらないだけで、
ほとんど普通の名義変更と同じ方法で
名義変更できます。
普通車の場合(妻が手続する場合)は、
- 夫の印鑑証明・委任状・譲渡証明
- 妻の住民票・印鑑証明
上記のものを持参して、
管轄の陸運局に出向いて
手続きすればOKです。
軽自動車の場合は、
- 夫の認め印を借り、委任状
- 妻の住民票と認め印
上記のものを持参し、
管轄の軽自動車検査協会に出向いて
手続きすればOKです。
書類がそろっていれば、
所要時間は20分ほどで済みます。
ただ、車検が切れている場合は
名義変更できませんので注意しましょうね。
youtubeにて
軽自動車の名義変更の方法を
紹介している動画を見つけました。
軽自動車の場合、
どのように名義変更をすればよいのか
知っておきたい!という方は、
≪番外編≫夫婦限定の保険があるってホント?!
「我が家は夫婦だけしか
車を運転しないのだけど・・・」
という方は、
夫婦限定割引を利用すれば、
保険料を安く抑えることができます。
あるネットのダイレクト保険で
見積もってみた場合、
8等級で何も条件をつけなかった場合は、
スタンダードだと
85000円ほどだった保険料が、
夫婦限定(配偶者限定特約)をつけて
見積もってもらうと78000円ほどとなり、
年間保険料が7000円ほどもお安くなります!
もし、夫婦しか車を利用しないのであれば、
ぜひ、この特約を利用しましょう!
まとめ
いかがでしたか?
車を2台所有する場合に、
保険料をできるだけ安くしたいのであれば、
- それぞれの車の運転者の範囲を
「本人限定」にする - 2台目の車には
「車両保険」に加入しない - 各保険会社の
セカンドカー割引を利用する
など、保険の加入条件を細かく指定すれば、
保険料をかなり安くすることができます。
さらに、夫婦間だと
保険の等級が引き継げるので、
妻から夫へ等級を引き継げば、
妻・夫が支払う保険料を
かなりお安くすることができます。
妻が夫の等級を引き継ぐと、
夫の車は新規加入となるのですが、
年齢条件や、ゴールド免許、
車両保険をつけないなどの条件が重なれば、
新規加入でも保険料を
かなり抑えることができます。
さらに自動車保険には、
夫婦限定割引(配偶者限定特約)も
ありますので、
夫と妻しか車を運転しないのであれば、
この特約を付けると、
より、自動車保険の保険料を
安くすることができますよ!