車を運転するなら、自賠責だけでなく
任意保険に加入して事故に備えたいもの。
ところが、自動車保険の申し込みをしたら、
加入を断られてしまった。
あるいは、加入していた保険会社から
継続できないと連絡が来た・・・
これって、珍しいことではないんです。
どうしてこんなことがあるのか、
そしてどうすれば保険に加入できるのか、
元損保社員の中島えるが
わかりやすく解説していきます。
任意保険の加入を断られる理由とは?
保険会社が任意保険の契約を断ることを
「引受謝絶」と呼ぶのですが、
謝絶の理由は様々。
こういう理由です、と教えて貰えれば
まだいいのですが、
理由さえ教えてもらえないことが
あるんです。
理由がわからないと、
どうすれば保険に加入できるかも
わからず困りますよね。
そこで、まずは引受謝絶で多い理由を
いくつかご紹介していきます。
事故件数が多いと断られる
基本的に、保険会社が避けるのは、
リスクの高い契約です。
保険会社にしてみれば、
当然保険金の支払いは
少ないほうがいいわけで、
「また事故を起こすのでは?」という
契約の場合、謝絶の対象となります。
このため、前年度の契約で2回以上
事故で保険を使用している場合、
加入を断られるケースが多いんです。
ちょっと納得しがたいのは、
仮に相手の過失が大きい事故で
保険を使った場合でも回数に含むこと。
当て逃げなどに遭って保険を使い、
その上翌年保険に加入できないのでは
踏んだり蹴ったりです(T□T)
この場合、ダイレクト系の保険会社では
加入を断られるケースが多いため、
代理店型の保険会社をあたってみましょう。
1等級では加入できない可能性大
それから、等級によって
引受してもらえないケースもあります。
たとえば、事故の結果、等級が
1等級まで下がってしまうという場合です。
先に挙げた事故件数も、等級も、
保険会社を変えたからと言って
変わるわけではないため、
どこの保険会社にも入れないという
かなり厳しい状況になります。
車種や使用目的が原因になることも
それから保険会社によっては、
車種や使用目的によって
加入を断られます。
事故のとき、高額な修理代がかかるような
超高級車や、違法改造車、
業務専用でのみ使用する車など、
保険会社それぞれの規定によって
引受できない車が決まっています。
不安がある場合は、車を買う前に、
希望の任意保険に加入できるか
確認しておくのがベターです。
ここに上げた以外でも、
例えば悪質なクレーマーであったり、
反社会的勢力(暴力団など)と
関わりがあると判断された場合なども、
保険加入を断られる理由となります。
どうすれば保険に加入できる?
保険加入を断られるパターンを
いくつか挙げてみましたが、
いざ保険加入を断られてしまった時、
どうすれば加入できるんでしょうか?
事故件数や車種・目的による謝絶なら
保険会社により対応可能な場合があるため、
ここでは1等級での引受について
解説していきます。
等級がリセットされるのを待つ
最も確実なのがこの方法です。
1等級から5等級までのいわゆる
「デメリット等級」は、
13ヶ月以上新規契約がない場合
リセットされます。
13ヶ月以上経過してから
新規で保険に加入すれば、
6S等級からのスタートとなります。
ただ、任意保険未加入での運転は
正直オススメできるものではありません。
事故の際保険を使えないというのは
かなり金銭的に負担になりますから、
通勤には公共交通機関を使うなどの
方法を考える必要があります。
代理店に交渉してみる
代理店経由で保険を加入する場合、
うまくいけば1等級でも
保険を引き受けてもらえることがあります。
大きな代理店だと契約件数も多く、
保険会社としてはその代理店経由での
申し込みを 断りづらくなります。
ただ、代理店側も交渉の手間が必要ですから、
飛び込みでお願いしても
断られてしまうことが考えられます。
知り合いの方などに頼れる場合は
ぜひお願いしてみましょう!
家族の名義に変更すれば加入できる?
自分名義で加入ができないなら、
家族の名義で加入すればいいんじゃないの?
・・・なんて簡単に行かないのが
保険の難しいところ。
保険会社は業界全体で
契約内容の情報交換ができる
ネットワークを形成しています。
もしも車や記名保険者が同じなら、
契約者を変更したところで
すぐにバレてしまいます。
また、加入のためだけに家族に
契約者・記名被保険者を変更したり、
車を変更した場合でも、
「等級逃れ」と判断されて
契約を解除されたり、
補償が受けられない、なんてことも。
困っているのに加入できないなんて、
なんだか保険会社が意地悪を
しているみたいに感じますよね。
ただ、これは経営を安定させて、
契約者にきちんと保険料を払うための
企業努力の証でもあります。
仮に1等級での加入ができた、あるいは
事故が多い傾向にある車種で
加入ができたとしても、
保険料はかなり割高になります。
自動車保険の一括見積りをしてみる
出典:保険スクエアbang!
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まとめ
いかがでしたか?
高額な保険料を払ってでも
車に乗り続けるか、
13ヶ月間は運転を諦めるか・・
もちろんどちらを選ぶかは、
契約する人の自由です。
今回紹介した方法を参考にじっくり考えて、
自分に合った選択をしてくださいね。
その他自動車保険でお悩みの方は
以下の記事も参考にしてください。
⇒ 「車の保険代が払えない!延滞・滞納がどのぐらいで解約になるの?」へ移動する
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