車を購入する際は新車か中古で購入
するか最近、話題になりつつある
リースの利用を検討するか悩む人も
多いのでは?
それは個人にかかわらず法人であっても
同じことが言えるのではないでしょうか?
特に法人であれば無駄なコストは極力
かからないようにしたいでしょうし、
車の購入となれば決して安い買い物とは
言えませんよね?
そうなった場合、車を中古でいいから
購入するのかリースを利用するのか慎重に
なるはずです。
そこで、今回は法人であるなら車を中古で
購入するのかリースを利用した方がいいのか
お得なのはどちらなのか比較をしていきたい
と思います。
中古車かリースにするのかお悩みの人は
ぜひ、この記事を読んでみてくださいね♪
法人で車をリースするメリット・デメリットとは
まずは、法人で車をリースするメリット
とデメリットについて解説していきたい
と思います。
リースには車の購入では得られない
いくつかのメリットもあれば当然
デメリットもあります。
リースで得られるメリットとデメリット
どちらを理解したえうで、きちんと検討
すれば後悔しない選択ができるのではない
でしょうか?
①法人で車をリースするメリット
1.全て経費扱いにできる
リースにかかるお金は法人であれば全額
経費処理扱いにすることが可能になります。
それは車両のリースの契約料金であれば
もちろん、下記のような内容も経費として
扱うことができます☆
●リースの代金
●点検や車検の整備費用
●オイル交換や消耗品の費用
2.財務諸表の健全化
車を購入する際にはまとまった費用が
必要になりますよね?
車の場合は車両運搬具として固定資産
に計上されて、支払いが現金の場合には
現金の流出や買掛金の場合は買掛金の増加
となります。
流動資産の減少は流動比率の悪化を招き、
使いたい現金が少なくってしまうと次の
事業計画にも影響が出出る可能性も・・・
ですがその点、リースを利用するならば
毎月一定のリースにかかる費用を計上する
ことで社用車を利用することも可能です。
3.毎月のかかる費用が明確になる
リースであれば契約期間の月額は定額で
メンテナンス代や車検の費用なども毎月の
費用に含まれています。
ですから、月々にかかる費用が明確に
なるので管理なども非常に楽なのでは
ないでしょうか?
毎月のコストが管理できるというのは
法人にとってはかなりのメリットと言え
るのではないでしょうか?
4.車の入れ替え簡単
カーリースは3年、5年と期間が決まって
いますので、リースの契約が満了しでも
再度リースを契約することもできます。
再度リースを契約する場合は次の車の
入れ替えにかかるのみですむので管理
する担当者にも負担がありません。
これに比べて、車を購入すると固定資産
となっている車を計上するには減価売却後
の残存価格と売却した際の実際の額で車両
運搬具売却損益を計上しないといけません!
リースであれば車を資産化することは
ありませんので、この手間は一切かかり
ません(*’▽’)
②法人で車をリースするデメリット
車のリースを利用するにはメリットも
あれば当然、デメリットもあります。
リースを法人で利用する際には下記の
ようなデメリットの意見も多数あるよう
です・・・。
1.中途解約はNG
リースでは契約時に決められたリース
期間内の解約は基本的に行うことができ
ません・・・。
もし、どうしてもやむを得ない場合は
多額の解約費用が発生することになり
ます!
2.盗難や事故に遭ったときのリスクが大きい
リースの場合は車を購入したときよりも
事故や盗難に遭ってしまったときのリスク
が高くなります。
事故や盗難が起こってしまうとリースの
契約は強制解除になって、その際には残り
のリース料金の相当額を一括返済するように
求められてしまうハメになります(+o+)
3.改造ができない
当然ですが、これは自身の車ではないので
あくまで借りている車ですから改造やドレス
アップなどはできません。
できるとしても、カバーをつけたり飾ったり
する程度と制限されることになります。
4.終了時残価が当初設定残価に満たないと差額を請求される
カーリースでは予めリース終了時の車両
売却価格を予測して頭金の代わりに支払い
から免除することで、月々の支払額を低く
抑えています。
もし、リースの契約終了時に平均以上に
痛んでいれば予測よりも低い金額になって
しまうために、差額分を負担必要が生じて
くる可能性も・・・。
5.走行距離が想定を超過すると追加費用がかかる
カーリースでは契約時に距離を決められる
車と最初から決まっている車の2つがあり
ます。
どちらも設定した走行距離を超過した
場合には残念ながら、追加料金が発生
してしまうようです・・・。
しかし、これは契約する会社によって
異なりがあるようですのでトラブルを
防ぐためにも事前に確認しておいてく
ださいね☆
法人で車を中古で購入するメリット・デメリットとは?
法人の車を中古で買った際はどの
ようなメリットやデメリットがある
のでしょうか?
全体の料金だけ見たら中古よりも
リースの方が安いと感じますよね?
ですが、リースで得られないメリットが
車を購入した場合にもあるのでこの辺も
しっかり押さえておきましょう。
①法人で車を中古で購入するメリット
1.購入額を1年で償却し損益にできる
法人で車を中古で購入した場合には
その取得価格の全額を1年間償却して
損金にすることが可能です!
また、自動車は数十万円から数千円の
ものまでありますが大きな金額を支払う
費用の100%が1年で償却できるという
のは、とても大きな損金効果と言える
でしょう。
2.車によって金額を選べる
法人で車を中古で購入するメリットと
して会社の費用に合わせて、車の値段を
検討することが可能となります。
会社の都合で節税をしようと思えば
大きな金額の車を購入すればいいで
しょうし、
少しだけ節税のことを考えるのであれば
安い中古車を検討すればよいでしょう♪
3.安値で個人で買い取ることも可能
法人で中古車を購入した場合、数年
たった後で法人が取得した値段よりも
安い値段で個人の買取も可能となって
います。
よって、償却による節税の効果もあり
ますが個人への資産を移転できることや
個人の費用負担を削減することも可能と
なっています。
②法人で車を中古で購入するデメリット
1.決算日に購入しても1ヶ月分しか償却できない
中古車の購入によって節税ができるのは
「減価償却費」と呼ばれる実際に目に
見える形で損をしていなくても、
目には見えない価値の減少を損失と
して計上できる制度のおかげだと言える
でしょう!
ですが、この制度は資産の価値は経過に
よって減少していくという考えなので、
決算対策で一気に償却をしようとしても
それは出来ないのです・・・。
2.いくらで売却できるか分からない
中古車を購入しても乗り換えの際には
かなりの安値になるか、最悪値がつかない
ことも珍しくありません。
もともと中古ですから、それから数年間
乗り続けたら車の価値は下がってしまい
ますので、
法人で中古車を買う場合に限ったこと
ではありませんが、最後に売却のことを
考えるなら値段はつかないと思った方が
いいでしょう。
3.余計な維持費がかかる
これも節税に限ったことですが、車には
様々な維持費が当然かかりますよね?
駐車場代、車検、ガソリン代、メンテ
ナンス代、税金など・・・
車によって金額は異なるものの、決して
安いとは言えない費用になるはずです。
それらの維持費を中古車であろうと
車を購入したらかかってきてしまう
ことを忘れないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は法人で車をリースにするか
中古で購入するのかの比較がしやすい
ようにそれぞれのメリットやデメリット
について解説しました。
どちらも、個人とは異なった法人なら
ではのメリットやデメリットがあるん
ですね(*^^*)
≪メリット≫
●全て経費扱いにできる
●財務諸表の健全化
●毎月のかかる費用が明確になる
●車の入れ替えが簡単
≪デメリット≫
●中途解約はNG
●盗難や事故に遭ったときのリスクが大きい
●改造ができない
●終了時残価が当初設定残価に満たないと差額を請求される
●走行距離が想定を超過すると追加費用
≪メリット≫
●購入額を1年で償却し損益にできる
●車によって金額を選べる
●安値で個人で買い取ることも可能
≪デメリット≫
●決算日に購入しても1ヶ月分しか償却できない
●いくらで売却できるか分からない
●余計な維持費がかかる
これらの内容を理解してもらってどちらの
方法がベストなのかじっくり検討してみて
くださいね♪