車を購入したり乗り換えをする時など、
新たな保険を検討するかもしれません。
その際に気になるのが保険料で、
以前加入していたものよりも
安くしたいと考えるでしょう。
そこで保険料の平均相場とは、
一体どのようになっているのでしょうか。
車の種類や年齢など
保険料の決定方法について知り、
平均の保険料がいくらになるのか
調べてみましたのでご覧ください。
車の保険料は何で決まるの?
- 契約者の年齢
- 車の種類(車両クラス)
- 保険の等級
これら3つの項目で保険料が決定し、
段階的に細かな料金設定がされています。
基本的な保険料となっており、
これにオプションを加えることによって
さらに保険料は増額していきます。
まずはそれぞれの項目において、
どのような金額設定がされているのか、
詳しく見ていくことにしましょう。
契約者の年齢
自動車保険の保険料は
契約者の年齢によって大きく変化します。
各保険会社によって
年齢条件というものが設定されており、
これは「何歳の人はいくら」というのが
一覧表で分かりやすくなっています。
年齢条件は若い人ほど保険料が
高くなるように設定されており、
逆を言えば年を重ねるたびに
条件の見直しを行うことで節約が可能。
各社で年齢条件の設定は分かれますが、
21歳以上、26歳以上、30歳以上、
35歳以上といった区分ほとんどで、
さらに細かく設定する会社も増えました。
また年齢条件を設定しなかった場合、
保険料は21歳以上の倍以上の金額となり、
年齢条件を設定した方が保険料を
安く抑えることが可能となります。
車の種類(車両クラス)
車の保険料を大きく左右する部分として、
乗っている車の種類が挙げられます。
保険会社では車両クラスごとに
各社で事故時のリスクの大きさを算出し、
車両料率クラスとして設定されています。
例えば以下の例のように、
数字が小さいほどリスクが低いと見なされ、
保険料も比例して安くなる仕組みです。
- 車両クラス2:約55,000円
ホンダ・CR-V、トヨタ・ヴィッツなど - 車両クラス4:約90,000円
トヨタ・エスティマ、ウィッシュなど - 車両クラス7:約160,000円
日産・シーマ、トヨタ・RAV4など
また車両クラスは「型式」でも変化し、
古い車だと上のクラスに分類する
保険会社もあるため注意しましょう。
保険の等級
最後に保険料を決定する要素として、
保険の等級というものが存在します。
これは契約者の過去の事故歴などを
基準にして算出される割引率で、
無事故であるほど等級は上昇します。
等級が高いほど保険料も安くなり、
低ければ保険料が高くなる仕組み。
初めて保険会社と契約した場合、
6~7等級からスタートして、
契約期間1年ごとに無事故であれば
等級が一つずつ上がっていきます。
もし事故を起こしてしまった場合は
事故の規模によって等級が下がり、
保険料も少し割高となってしまいます。
車の保険料!みんなの平均は月額どれくらい?年齢別に紹介
車の保険料は3つの要素で
金額が決定されるのが分かりました。
では年齢別で月々に支払う
保険料は平均していくらなのでしょうか。
条件によって金額は変化しますが、
フィットやノートをはじめとした
コンパクトカーに乗っている場合の
保険料について見ていきましょう。
契約者の年齢 | 年間保険料 | 月々の保険料 |
20歳以下 | 約100,000円 | 約8,333円 |
21~25歳 | 約87,000円 | 約7,250円 |
26~29歳 | 約70,000円 | 約7,250円 |
30~34歳 | 約64,000円 | 約5,333円 |
35~39歳 | 約60,000円 | 約5,000円 |
40~49歳 | 約61,000円 | 約5,083円 |
50~54約 | 約69,000円 | 約5,750円 |
60歳以上 | 約74,000円 | 約6,166円 |
40歳までは安くなり、
一方で40代以降は保険料が
高くなる値段設定となっています。
年齢を重ねるにつれて判断能力が衰え、
事故リスクが高くなるという
保険会社の判断が見て取れますね。
ここからさらに等級を考慮すれば、
月々の保険料をさらに
安く抑えることもできるでしょう。
保険内容はどうするのが一般的?人気のオプションは?
自動車保険には様々なオプションを
付け加えることが可能となっており、
中でも人気を集めているのは
どのようなオプションなのでしょうか。
最近では自動車のもらい事故などで
相手に損害賠償を請求するための
弁護士費用特約が人気を集めています。
他にも原付バイクに乗っている人であれば、
ファミリーバイク特約を付けていると
原付バイクでの事故も補償対象となり、
安心できるのではないでしょうか。
他にも車上荒らし対策や
ペット同乗時の担保特約など、
ユニークなオプションも用意されています。
各社の保険内容を比べることも大切ですが、
オプションもどのような内容があるのかを
しっかり確認しておくことで、
より安心して車の運転を楽しめるでしょう。
まとめ
車の保険は色んな会社が提供しており、
またサービス内容も大きく異なります。
その中で保険料を決定するための
「契約者の年齢」「車両クラス」「等級」の
3つの要素について紹介しました。
月々の保険料、燃料費や重量税など、
車の維持費は多くのお金が必要です。
中でも保険料は安くすることができるため、
まずは保険の仕組みを理解してみて、
適正価格なのかどうかを調べてみましょう。
また新たに保険を検討しているのであれば、
見直してみるきっかけになればと思います。